すでにご存じのとおり、国立情報学研究所(NII)が、2015年1月から、サーバ証明書発行を事業化し、
今後、安定したサービスの提供を保証するようになりました。
それに伴い、新体制(事業)の立ち上げと旧体制(時限プロジェクト)の閉鎖のスケジュールを発表しました。
東京大学情報基盤センターとしては、NIIの時限プロジェクトに参加し、東大内のサーバに対する証明書の発行を
推進してきたわけですが、新体制の事業に改めて参加するにあたり、上記発表されたスケジュールにあわせて、
以下の表のとおり、今まで発行されてきた証明書の切り替えをお願いする次第です。
日程的に厳しいものとなっておりますが、ぜひともご理解、ご協力をお願いいたします。
移行スケジュール:
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| NII | 東大 |
1月 | 新体制(事業化)開始 | 新体制への参加申請 |
2月 | | 新体制の証明書発行開始 証明書の移行開始 2/18 |
3月 | | ↑ |
4月 | | 移行作業 |
5月 | | ↓ |
6月 | 旧体制で発行された証明書の一括失効 | 旧体制で発行された証明書の移行完了 6/30 |
7月 以降 | | 新体制に一本化 |
移行に際しての特例:
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証明書の移行申請に際し、移行であることを明記し、さらに申請者が同一であることが確認できれば、
通常行う審査を省略します。
TLRAを運用している部局の方は、TRAには従来通り申請書のみを送付し、CSRをオンラインでアップロードしてください。
TRAに直接申請している場合、送付するのは申請書とCSRのみでかまいません。
移行に際しての注意点:
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- DNは、L=Academe2 から L=Academe に変更されます。
CSR作成の際、ご注意ください。
なお、このほかの点では変更はありません。
- 鍵長も2048ビットで同じです。
- Webブラウザのうち、Chromeについては、2015年3月にリリースを予定されている版から、有効期限が2016年
にまたがり、かつSHA-1を用いている証明書については警告を出す旨予告されています。
2014年までに発行された証明書はすべて該当しますので、3月までの移行作業をご検討ください。
なお、旧体制で2015年に発行された証明書は、有効期限が2015年12月に設定されていますので、この心配はありませんが、
2015年6月で一括失効されることをご理解の上、早めの移行作業をご検討くだされば幸いです。
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