UT-CA (東京大学PKI管理エンティティシステム)
運用体制
UT-CAは,それを運用する体制の提案を含んでいます。運用体制の実現にあたっては,現状,大学で行われている業務が基づく権限の階層,さらに具体的な事務の流れにはめ込めるようなものにしなければなりません。加えて,PKIに関係する業務が従来の業務を圧迫しないという実地の証明が重要です。われわれは,発行業務に際して,大きめの単独部局,または部局の集合体を想定し,最少人数で運用が可能で,しかも規則に外れた一人の暴走を防ぐ体制を提案しています。また,本格的な運用を前に,実験的な運用をして,提案する運用体制が合理的であることの検証をすることが不可欠であると考えています。
■ 規則に外れた一人の暴走を防ぐ体制の例